- 日時
- 2013年7月13日(土)
- 会場
- 新潟市総合福祉会館 大集会室
- 講師
- 丸山 高志氏(ワーキングサポートセンター「スタンバイ」プロジェクトマネージャー/にいがた・オーティズム理事)
- 参加申込者数
- 75名
- アンケート回収数
- 67枚(回収率 89.3%)
1.所属についてお尋ねします。
- 福祉施設職員…40人
- 教員…9人
- 保護者…6人
- 医師…1人
- 無記入…1人
- その他…12人
(行政…1人)
(施設経営者…1人)
(介護施設職員…1人)
(就労支援機関…3人)
(労働…1人)
(特別支援教育サポートセンター…1人)
2.本講演会の情報をどこでお知りになりましたか。
- チラシ・ポスター…50人
- 知人に紹介されて…4人
- HP…1人
- その他…11人
(職場に来た県からのメール…1人)
(FBのシェアにより…1人)
(県より…1人)
(上司の紹介…1人)
(スタンバイスタッフから…1人)
(新潟市からの情報提供…1人)
(会社で紹介されて…1人)
(施設へのメール…1人)
3.スタンバイの取り組みについてお尋ねします。
スタンバイの取り組みに共感できますか。
- 大いに共感できる…32人
- 共感できる…32人
- 普通…2人
- あまり共感できない…0人
- 共感できない…0人
職場で導入したいと思いますか。
- 積極的に導入したい…14人
- 一部導入したい…42人
- 導入したくない…1人
印象に残ったのはどの点ですか。
- 個別アセスメント…47人
- 科学的客観的…34人
- 開発型取り組み…23人
- 児童発達支援事業(発達障害に特化)への進出…16人
- 就労実績…6人
4.本日の講演会のご感想、ご意見などをご記入ください。
【福祉施設職員】
- 発達障害を持っている方々と接していて、「なぜ?」「どうしたら伝わる?」と考えることが多いです。その原因がどこから来るのか、どうしてなのか追究するヒントがいただけました。ありがとうございました。
- 今後の支援に役立てさせて頂けるのではと思います。勉強させて頂く事が多々ありました。有難う御座いました。
- SIASの評価方式はとても詳しく興味があった。
- 改善に活かしていきたい。
- 特別支援校を卒業してからでは遅過ぎるほどの方々が、私共の事業所が先生や御家族に連れられてきます。できるだけ早期に支援を受けられると良いと思います。また各事業所がそれぞれの得意分野を受け持てるようになれば、当事者にとっても、その周辺の人々にとっても良い事だと思います。
- アセスメント等の具体的な様式を教えて頂けるものと思って来ました。そのための会費3,000円かなと思ったのですが、それがないとちょっと高いかな?(これが新潟の常識なのかも…)→会場費ですか?
- 視覚的な評価は、有効であると思います。就労に向けて、今の立ち位置を伝えられたらと思います。
- 福祉の現場で就職を希望する人の中に発達障害があるのではと思える人が多いように思います。優しい気持ちを持っているだけでは仕事にならず、チームワークを苦手とする事から仕事を離れる人もいます。このようなアセスメントをする事でできる事があるのかなと思いました。
- すばらしいと思います。また勉強にきたいです。
- 個別化、個々のプログラムによる支援、実践の重要性、PDCAサイクルの確立。支援者の質(知識・情熱など)により、その方の将来を左右してしまうことを再認識した。責任の重さにしっかりと向き合っていきたい。
- 後半のスタンバイの実践の報告場面の時間枠をもう少し拡大していただけるとよかったように思う。動画があればよかったな…
- 一人ひとりに対しての能力分析と3ヶ月ごとにおけるPDCAサイクルがポイントだと感じた。
- たいへん勉強になりました。もっと深くSIAS等の評価システムを知りたいので、またこのような勉強会を開いて頂けたら幸いです。職員教育にも生かしたいと思います。
- SIASの内容、プログラムの中身、就職後の適応指導などまた詳しく知りたいので、もっと細かいテーマ別に研究会があったら出席したいです。児童発達支援への進出はとても興味深いです。実現したら、また研究会を開いてほしいです。
- 今までお聞きした中で1番詳しくスタンバイさんの取り組み、SIASについて学ぶことができました。そして、今後文献化されるとお聞きしましたので、それが出た際には是非拝見したいと思います。
- 視覚的に評価する。支援者、保護者、本人の共通理解の上での支援の必要性を強く感じます。
- 発達障害の方の利用が増えてきている中で、常に就労支援に対して試行錯誤をしております。以前よりスタンバイさんのウワサは耳にしており本日の研修に参加しお話を聞くことができ、とても有意義でした。機会があればぜひ1度事業所の見学をさせていただきたいと思います。
- 発達障害に対する知識が全く無い状態で利用者に対する接し方や指導方法に悩み参加しました。雲の上の様な話と感ずる所ですが、将来今の利用者を就職へつなげ、自立していける道がある事を知り、安心したと同時に自立を新潟ではあきらめなければならない障害ではない事を知り、勇気をもらいしっかり向き合う決意を頂きました。
- ご本人の弱みを分析し、明確になった弱みを支援側・本人・家族と共有することが改善(目標達成)への第一歩だということがとても印象に残りました。「状態の視覚化」について、私の機関でも活かせる部分があると思いました。また3か月毎の契約、結果に対する責任の明確化については当事業所が見習うべき一番大きい部分でした。SIASを我々が活用できるようになることを期待しています。
【教員】
- 大学でも発達障がいのある学生が、多数在籍しています。大学在学中に学生自身が自己を客観視でき苦手さを改善するための工夫の仕方や経験が必要になってきてきます。そうした学生の自己分析のきっかけとして、SIASを活用できるのではないかと考えています。また改めて勉強したいと思います。ありがとうございました。また開発動向など情報提供を頂戴できましたら嬉しいです。
- 発達障がいの方の特性について、わかっているつもりでいたけれど、より具体的に分析し、改善に向けて取り組む様子を教えていただけて、とても勉強になりました。
- 発達障害をもった児童に対して、日頃感じていることを言語化されたようで、とても有難い講演内容でした。小学校でも、教育訓練(生活自立訓練)を繰り返し行っていますが、保護者は他の児童と同じ教科の学習に力を入れてほしいと希望しています。今回のご講演の内容をかみくだいて、保護者に伝えたいと思いました。是非、児童発達支援事業を、広く展開していただきたいと思います。(に加えて学校で、介助員がどんどん減らされ、充実しない現状も解決してもらいたいと思います。←頼る場所が違いますね。)大変参考になりました。ありがとうございました。
- 小学校の児童を対応しています。こだわり、言い訳 完璧主義 キーワードだと思いました。小学校段階で支援の方策考えていかなければと改めて感じました。
- 大変説得力のある内容でした。引き込まれました。教育分野に参入していただくことで、学校教育も刺激を受け、支援環境や支援方法が大きく改善されることが期待できそうです(これまで十分にできていないことがお恥ずかしい限りですが。)。もっと多くの教員に聞いてもらいたいので、今後も学校教員向けにどんどん御講話いただきたい。私自身も、今まで以上ににいがたオーティズムさん、スタンバイさんから学んで実践していきたいと思います。
- 今日の発達障害の問題は本人・家族とも、ちょっとおかしい変わっている状態から成人して社会で不適応・ひきこもりになっている(もしくは学校の時から不登校)ところで、そういう人にここまで厳しい接触で続くのか?という気もします。早期発見・幼少期からのペアレントトレーニングの実施により自己肯定感を親子とも上げた状態で、支援計画 プラン を立て、PDCA…していくことがやはり大事なのでは…と思います。なのでオーティズムさんにはペアレントトレーニング、親支援の充実をぜひやっていただきたい。
【保護者】
- 高等部3年生の子を持つ保護者です。在学中にできそうなこともいくつかあり、すぐに取り組みたいと思いました。上越にもこのような講演の機会を作っていただきたいと切望いたします。本日はありがとうございました。
- スタンバイの取り組み、とてもよく分かりました。丸山さんの熱心さ、ひしひしと伝わり、発達障害(自閉症)の子供をもつ親として、ひとりでも多く就労に結びつけていただけたらすばらしいです。
【医師】
- これまでの取り組みがまとまって公表できて良かったですね。内容もわかりやすく、良いプレゼンでした。次は論文、書籍化ですね。全国的な会の中(たとえば発達障がい者支援センターの集まり)で発表していただくのはどうでしょう?
【無記入】
- 小、中学部のみの学校にとって、就労は直接縁がないと思いがち。でも、取り組めることは多々ある。(障がい種別に関係なく)多様化している中、個々への対応・対策は本当に必要、ヒントをもらった。生かせるかは工夫次第と思う。
【その他】
- 利用する方の弱みを改善課題として自らに認識していただき、教育・訓練のプログラム化をする、実践をとり入れていきたい。ありがとうございました。
- スタンバイの誕生の理由が遅ればせながら良く分かりました。小生「高次脳機能障害者」として支援者が先に立った組織に得心がいかなく、本人の幸福感を達成するためには、生活力をつけた上、社会に出ることが大切と思えるので、多くの障害者と共に過ごす時間もとるべきかと思います。制度は未だそうなっています。(施設経営者)
- 健常者だと思い、雇用した発達障害者が会社内に多く、参加させてもらいました。発達障害を学び理解する上で大変参考になりました。ありがとうございました。(介護施設職員)
- 理解しやすいセミナーでした。就労の場を創り出すべく尽力したいと思います。
- 個別の支援計画、PDCAの重要性を、改めて考えさせられました。生かしていければと考えております。(就労支援機関)
- 非常に興味深いお話、ありがとうございました。講演のおわりに話題にされていた、青年から幼児期の教育・訓練課題が分かるという部分について、効果の期待できる取り組みになる可能性があるもののように思えます。こちらも興味深いお話でした。(労働関係者)
- 大変参考になりました。真の自立のために、弱みをどう改善するのか、一人一人の特性に応じたきめ細かい取り組み、戦略、子どもの教育に大いに活用したいと思います。学校では強みを生かす支援が強調されているのですが、少し違うのではないかと思っていたので、いいアドバイス・視点をいただいたように思います。(特別支援教育サポートセンター)