- 日時
- 2011年7月23日(土)
- 会場
- 新潟市総合福祉会館 401号室〜404号室
- 講師
- 東條 惠氏(新潟県はまぐみ小児療育センター所長)
- 参加申込者数
- 103名
- アンケート回収数
- 74枚(回収率 72%)
1.所属についてお尋ねします。
- 保育士…33人
- 教師…11人
- 保護者…8人
- 幼稚園教諭…6人
- 介助員…5人
- その他…11人
(言語聴覚士…2人)
(療育セラピスト…1人)
(当事者:広汎性発達障がい…1人)
(スクールカウンセラー…1人)
(寄宿舎指導員…1人)
(にいがたオーティズム…1人)
(友人の息子が自閉症の知的障がいがあるので自閉症のことをよく知りたくて…1人)
(支援員…1人)
(施設支援員…1人)
2.本講演会の情報をどこでお知りになりましたか。
- チラシ・ポスター…42人
- 知人に紹介されて…15人
- HP…2人
- その他…12人
(勤務先…1人)
(職場での回覧…1人)
(学校に送付された文書…1人)
(利用者保護者より…1人)
(園長先生からの紹介…3人)
(公立保育園の職場を通して…1人)
(園から…2人)
(職場から聞いて…1人)
(会員…1人)
3.本日の講演会のご感想、ご意見などをお願いいたします。
【保育士】
- とても良い勉強になりました。また機会があったら聞きたいと思います。
- 「心の理論」、「多数派理論」、というようなキーワードを参考に、それぞれの児のことを考えてみたいと思います。 それぞれにあるストーリーを理解することは難しいことだと思いますが、意識していきたいと思いました。
- 先生のお話を一言も聞きもらすまいと、一生懸命聞きメモをとりました。もっともっと学びたい内容でした。ありがとうございました。
- 来てよかったです!!というのが率直な感想です。お話を聞けてラッキーでした。 スモールステップやHolding、甘えの線引きや偏食について等、障がいの有無に関わらず「この子にはこうしてみようかな」と考えるきっかけをいただけました。 保育に少し先行きが見えた気がします。ありがとうございました。またぜひ、お聞きしたいです。
- 職業柄、子どもを見ていて、先の就労への思いが及んでいませんでした。大きなステップをどう支援していけるのか?非常に困難な問題と感じました。
- 質疑応答で、先生から天敵ではないという言葉を頂いて、これから気持ちも新たに園児とかかわって行きたいと思います。ありがとうございました。
- プロジェクターを使って、わかりやすいお話をして頂き、聞きやすかったです。
- 初めて東條先生の講演に参加しましたが、実際の子ども達のやり取り等もあり、とても分かりやすかった。ただでさえ知識も少なく、学校卒業から時間が経っていたので、細かく教えて頂いて良かった。時間に余裕があれば、是非、もっと長い時間で詳しく学びたいです。保育士として働いているので、保護者へどのように伝えたら良いのか等も聞きたいです!!
- 多数派の人達が自閉症の方々の事をしっかりと理解し、気付き受け止めて交流していくことが必要であることが分かりました。今後の仕事、生活に生かしていきたいと思います。今日はありがとうございました。
- とてもいいお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。楽しいお話も交えながらでしたので、あっという間に時間が過ぎました。また次回があったら参加したいと思います。
- 大変興味深い内容でした。ありがとうございました。
- 今回聞いたお話を参考に、これからの子どもたちへの対応に生かして生きたいと思います。ありがとうございました。
- 私のクラスに、つい先日自閉症の診断を受けた双子の兄妹(3歳児)がいます。知的にも発達が遅れていたり、パニックになったり、他の20名の子どもたちの中で、どういう風に伸ばしていけばいいのかとても悩んでいます。東條先生のセミナーを聞いて、改めて、同じじゃなくていいことを認め、行動の意味を考えたり、不安な気持ちに気付いてあげられるよう接してあげたいと思いました。実際にしてあげるには難しい環境ではありますが、私の気持ちの持ちようも変えていかなければと思いました。
- 自閉症のセミナーははじめての出席でした。まだまだ分からない事や、言葉が多く、知識を得なければと感じた。
- 多数派と少数派、わかりやすかったです。何となくしかわかっていなかったことが、実例をあげて説明して頂いてよかったし、勉強できました。
- 今 受け持っている子の事を思い浮かべながら聞いていました。 こうすればいいのかな? こういう風な考え方をすればいいのかな?と再確認することができました。 わかりやすいお話、ありがとうございました。
- 「心の理論」とか「さかさバイバイ」など、言われてみると"なるほど"とうなずけるのだが、知らないことが多く大変勉強になりました。 日々勉強だと思いました。 ありがとうございました。
- 多数派、少数派という理論を改めて考えさせていただきました。
- 今年(4月)から支援の子どもたちと接しています。 目線が合いにくいのは私が未熟だから、その子との関係性の上で、できにくいのかと思っていました。 今日、東條先生に、無理に合わせなくても良いこと、反対に支援の子にとってつらい事だと分かり、安心しました。 偏食も気になっていたのですが、その点も話が聞けて参考になりました。 ありがとうございました。
- 自閉症者に対する知識を深めることができました。
- 自閉症児の感覚についてなどはよく分かったのですが、具体的な支援の方法についてもう少し詳しく聞くことができれば良かったなぁと思います。
- 日々自分が行っている支援について、言葉に頼ってしまう事がないか、もう一度考えてみる必要があると感じる事が出来、良かった。
【教師】
- 具体例を示しての講演がとてもよかったです。 家庭への支援の仕方もわかって良かったです。
- しつけと称して、自閉症の子に対応していることが「虐待手法」であることを東條先生から明言していただいたことで、親や保育者が今後の対応を変えていって下さることを期待します。私は、小学校特別支援学級担任を長くしていますが、入学前から不適切な対応をされて来た、自閉症の子ども達の指導上の問題を強く感じます。二次障害としての問題行動を提している子ども達は特に増えています。就学前の気づきを促進できると良いと思います。
- 仕事柄、言葉で相手を納得させようとすることが多いですが、それは、ダメな方法なのですね。ユニバーサルデザインの教育を考えると、目の前にいる生徒への対応の仕方を考えようと思いました。 東條先生も早期の気づきが重要と言われますが、例えば、いろいろな生徒がいる中学校段階では問題はなくても、進学した高校で「えっ?」と思われるような行動をする生徒がいた場合、どうしたらよいのか、悩みは尽きません。
- とてもわかりやすいお話でした。 充実した資料をいただいたので、家に帰って、またゆっくりと読ませていただきます。 少しでも自閉症のことが理解できれば…と思います。
- 東條先生のお話は、今回で3回目(2011年)。 ADHD、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムの位置づけについて、理解しづらく、何度も講義を受けています。 今回、その点がようやく落ちました。 ありがとうございました。
- 「コンタクトパーソン」という言葉を初めて聞きました。 このような人物が増えて自閉症の子が生きやすい環境になるといいなと思いました。
- より具体的、わかりやすく話してくださったように思います。 「心の理論」「コンタクトパーソン」についても新たな知識を得ることができました。 多数派の価値観を押し付けてはいけないという意味は分かりましたが、実際は難しいのではないか。
【保護者】
- 自閉症スペクトラムの人たちへの支援についてよくわかった。 東條先生の、子どもたちへの共感が講演の中で暖かくにじみ出ていて、大変良いお話でした。
- どうしたら幸せを感じられるようになるのだろうか?そんなことを考えさせられました。 世間の価値にあまりにとらわれ、結局は子どもをつぶしている。 子どもが幸せでなければ、親は幸せになれない。 仕事の人は、一年間過ぎればいいから責任持たずに逃げられるけれど、本当に考えてくれる人との差が激しく困っています。
- ADHDなど専門用語の解説を書いてほしいと思います。 言葉の意味が分からないこともありました。
- 自閉症スペクトラム者=「心の理論を持っていない(あるいは弱い)」という説明はわかりやすく、納得しやすいものだった。 パニック対策として、言葉での論破が意味のないことであるという説明は非常に良かった。 自閉症と対する者は、基本的にどうすればよいかわからず、また本当にこれで良いという確信がないため、「こういう方法は有効」とか「これは対策としてよくない」といった指示・説明をいただけると一番ありがたい。
- 私は、自閉症スペクトラム児を持つ親ですが、「多数派の論理を適用しないこと」「教えてあげることの大切さ」参考になりました。 ずっと向き合ってあげられる人でいたいと思います。 ありがとうございました。
- 話の中の言葉は、少し難しい所もありましたが、自閉症者への対応はどうすればいいのか、少しわかったような気がします。毎日、子どもの行動を見るたびに悩むことが多いのですが、少しでも子どもの状態を見て、理解してもらえるように、頑張ってみたいと思います。(親も日々、努力です。)
- 話の切り口は先生により違うと感じます。(私の読む本は「3つ組」の理解から始めている。)先生方も悩んでいる。勉強していることが分かり嬉しく思う。親と違い、昼間の短い時間しか会わないので理解しにくいのかなと思う。でもそれは父親が母親ほど子を理解していないのかもしれないと反省するところです。
【幼稚園教諭】
- 本日は様々な自閉症に関するお話をして頂きまして、ありがとうございました。自閉症児の担任をしているのですが、まず、その子がどのように感じているのか。どんなところで困っているのか、その子の目線に立って考えていき、そこからその子に合った支援をじっくりと考えていくことが大切だと感じました。絵カードや写真等使って、分かりやすく、スケジュールを伝えることを積極的に取り入れていきたいと思います。
- わかり易いお話で大変参考になりました。勉強熱心な人々が大勢いて自己啓発につながりました。ありがとうございました。今後、支援の施設が増え、先生のような指導者が沢山育っていって欲しいと願っています(初回は2〜3ヶ月待ちという状況が残念です!)
- 普段の保育の中で、使えそうな事がたくさんあり、とても勉強になりました。
- 興味深くきかせていただきました。日々の保育に少しでも役立てればと思います。
- 「自閉症」という言葉を知っていながらも、実際園でそのような子と接する時、受けもった時に、どんな対応をしてあげれば良いのか戸惑っていたが、今回のお話を聞いて、分かりました。ありがとうございました。
【介助員】
- 小学校の特別支援学級で自閉症を中心とする児童を見ているが、理解し難い行動に、心の理論の不調から発しているものが多いと分かった。ただ、実際には程度や場面の違いが様々で、それぞれの対応が一様でないことは、難しい点と感じる。子どもの場合は未熟の部分も存在する為、どうすると社会適応しやすくなるか、本人が少しでも楽に社会生活を送ることができるかを考えて、心を広く愛情を持って見守ることが大切なのだろうか。
- 先生のお話が分かりやすくて感動しました。 また勉強できる機会があれば参加したいです。
- 分かりやすいお話でとても勉強になりました。 全部のお話をゆっくり聞きたいと思いました。
- 基礎的な理解ができたと思います。
【その他】
- 基礎的な知識がなかったので、とてもためになりました。スライドの説明していない部分も聞きたかったです。(療育セラピスト)
- セミナーを聞かせて頂き、自閉症スペクトラムについてどのような支援が必要なのか、分かりやすく学ばせて頂きました。自閉症の子どもだけでなく、周囲の方。特に親御さんに理解していただけるよう、支援する側として考えていかなければいけないなと感じました。ありがとうございました。(言語聴覚士)
- 自分に当てはまる話が多くて面白かった。(当事者)
- とてもためになりました。フリーズする子がいるので、今後こういう視点で学校の方にも理解して頂くようにしたいです。(スクールカウンセラー)
- 導入の中島みゆきさんの歌から始まり、今日の東條先生のお話はどんなお話なんだろうと、楽しみになりました。セミナーの内容も、具体的な事例も交えながらお話いただき、とても勉強になりました。(寄宿舎指導員)
- 貴重なお話ありがとうございました。目の前の方の頭の中(考え)を想像してみましょうというお話があり、とても参考になりました。
- 今回のセミナーを聞いて、改めて少数派の方と共にどう生きていくか考えていかなくてはいけない事を学ばせて頂きました。少数派の本人を変化させるだけでなく、周囲の人の理解や、住みやすい・生きやすい環境を整えてあげる大切さを知る事が出来ました。 私自身も療育者として、今、本人が目の前で困っている事、状態を理解し、その子に伝わりやすい支援方法をスモールステップで考えていきたいと思います。 本日は、とても参考になる基礎セミナーをありがとうございました。(言語聴覚士)
- 「心の理論」の説明で、これまでの単発的知識が有機的に結びついたような気がする。また、自閉症スペクトラムは学習によって改善が期待できることを聞き、支援の重要性を認識した。それ以上に、大人であり多数派である自分自身の学習の重要性を強く感じられた。素晴らしい講義でした。(にいがたオーティズム)
- 分かり易い内容だったと思います。 ありがとうございました。(支援員)
- 自閉症の方についてわかっているようで、わかっていないことが多くあり、先生のお話を聞いて基本的なことがよくわかりよかったです。(施設支援員)
4.その他、気づいたことがございましたらご自由にお書きください。
- 子どもが学校において、教師から心無い言動を受け、心を深く傷つけられる例が少なくない。訴えられるケース等もあるが、ともすると、教師の中に、ADHD、高機能自閉症、自閉症スペクトラムに入る方、この割合が多いかもしれない。
- 大音量でCDを流すのはやめて下さい。
- 本日は、このような機会を設けて頂き、ありがとうございました。
- 是非、再度東條先生の話を聞いてみたい。
- 東條先生に質疑応答&ディスカッションの時間が多く欲しかった。他の人の例や経験をもっと聞きたかった。
- 講演を聞けない保護者、教育関係者のためにも、東條先生のお話を是非DVD化して各学校に買って勉強するよう働きかけて下さい。 ☆きのう、某小学校の子どもに対するアンケートの中に、いろいろ項目があり「休み時間は外で遊ぶ」頻度を答えさせる、というものもありました。 先生たちは「皆仲よくいっせいに話を聞いて同じことをする」のにとてもこだわっているようですね。
- 聞いている、勉強するのは楽しいことではないんだな。 困っているから来ている人ばかりでどうにかしなければいけないから来ている。 雰囲気が重たいのはしかたがないことだろうか。 自分から望んで勉強しているのではないのだな。 きっと関係がなかったらこんな勉強なんて行わないのだろうか。 障がい講座に出るたびに思います。
- よく原因が分からず、生まれつき発達障がいだから仕方ないと言われます。 本当にそうなのか? 割り切れるまでに親としては非常に時間がかかります。 気持ちの持って行き場がないのも現状です。
- 配布資料をすべて説明いただけるよう、もう少し講義の時間を長くとってほしかった。 質疑応答の内容を資料として配布していただきたかった。 資料について、非常に興味深く、家でもゆっくり見たいが、一部文字切れがあるため、改善してほしい。
- 今回、自閉症について知ったことがたくさんありました。また、このような講演会があるといいなと思います。よろしくお願いします。
- 出来たら車の置ける会場を希望します。