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保健師・保育士・幼稚園教諭のためのセミナー2010 アンケート結果
日時
2010年6月27日(日)
会場
新潟青陵大学一号館 1206号教室
講師
東條 惠先生 (新潟県はまぐみ小児療育センター所長)
参加者
112名
アンケート回収数
73枚 (回収率 65%)
1.所属についてお尋ねします。
保健師…11人
保育士…38人
幼稚園教諭…13人
教師…5人
介助員…1人
保護者…1人
学生…1人
療育関係者…1人
その他…2人
(ひまわりクラブ指導員…1人)
(放課後児童クラブ…1人)
2.本セミナーの情報をどこでお知りになりましたか。
チラシ・ポスター…52人
HP…3人
知人に紹介されて…4人
その他…13人
(FAX…2人)
(園から…5人)
(園へのFAX…1人)
(社会福祉協議会の配布資料…1人)
(私立幼稚園協会FAX…1人)
(保育園で…2人)
未記入…1人
本日のセミナーのご感想、ご意見などをお願いします。
【保健師】
基本的な支援の考え方やそれぞれの障がいによる特徴など再確認でき、有意義であった。
講師の書籍も読んでいますが、直接に話を聞けて大変良く分かりました。
支援の基本的なあり方について学べて良かったです。(久しく高齢者を対象にした職場にいましたので…)
子どもの時は助けてくれる方がいるが、成人した時、とだえている様に思います。
分かりやすくて良かったと思います。保育士さんたちもがんばっているのだなぁと感じました。
自閉症スペクトラムのお子さんの思考などの理解が深まったように思います。無視の取り入れ方や、会話ができる子でも論破しようとしないことは私のなかで新しい学びでした。新潟市の状況も、とても身につまされました。
勉強させて頂きました。ありがとうございました。発達障害を正しく捉えて支援できたらと思います。
【保育士】
分かりやすく、良かった。
大変参考になりました。ありがとうございました。
興味深い内容で、とても参考になりました。脳内の働き(情報処理のしくみ)について知ることで、なぜこういう場合にスムーズにいかないのか(いけないのか)等少しですが整理できたように思います。
とても勉強になりました。
わかりやすいお話だと思います。ありがとうございました。
主催者の方の気持ちを聞けてよかったです。
じっくりと東條先生の話を聞くことができて良かった。(原理など含め)
いろいろな研修を受けてはいるが、今日の研修はわかりやすく、自閉症に対する理解を深めることができた。
話がわかりやすく、とても参考になりました。質疑応答…その場で話をするのが苦手なので、事前に(申し込みの時など)書面で提出し、その場で回答をしてもらうというやり方は可能でしょうか?
前半、専門的で難しいと思ったが、後半は見慣れた対応方法でわかりやすく再確認し今後も実践していきたいと思った。
初めて東條先生のお話を聞くことができ、とても良かった。機会があったら、また聞いて障害に対して理解を深めたいと思います。
子ども達に対して、無視するという関わり方は今までしたことがなかったので、大変勉強になりました。たくさん誉めて、ちょっと叱って、無視して落差をつけながら枠組みを確立していけるよう、関わっていきたいと思いました。
早期の気付きはどのような点に注目したらいいのか、少しわかりました。もう少し聞きたかったです。
日々関わっている子ども達に対して、私の接し方はどうなのかな?と気付く点が多く、振り返りながらセミナーを聞かせて頂きました。今後、一人一人の特徴に合った関わり方をしていくなかで、たくさん褒めて無視をするということを心に置いて保育をしていきたいと思います。
具体的なケースを聞くことができ、参考になった。自閉症理解につながる話で良かった。
資料から分かりやすく説明をしていただいて、勉強になりました。
6/24にも東條先生のお話をお聞きしました。ありがとうございました。質疑応答で実例に対しての対応の方法など更にわかりやすかったです。
話が早くて、ついていけない部分もたくさんあったのですが、今担任している気になる子ども達を思い浮かべながら聞くことが出来ました。クラスの気になる子ども(こだわりが強い子)の関わり方に日々迷うところですが、その子の特長、苦手な部分を把握して、また上司や保護者の方とも相談しながら関わっていきたいと思いました。ありがとうございました。
大変参考になりました。今後の保育に大きくではなく小さなところから1つ1つ焦らず始めていこうと思いました。
とても分かりやすく、丁寧にお話いただき、大きな力となりました。東條先生のこのようなセミナーを継続開催希望しています。ありがとうございました。
ADHDやPDDの基本的構造を教えていただき、接する時の方法を感じることができました。
他の研修会や本を読んでいくうち、疑問や不明な部分が多かったのですが、今日の研修で解決できることがたくさんありました。
時々ある笑いで、そんなに堅苦しくなく聞けました。
具体的な支援の仕方がわかり、良かったです。貴重なお話をありがとうございました。保育士になってまだまもなく、支援の仕方について悩むこと、分からないことだらけだったので、方向性が見えてきて良かったです。
対応の仕方などがいろいろとわかった。褒めて、無視というやり方が良いようなので、これから現場で実践していこうと思う。
日々の保育のなかで悩んだり、どうしたらよいのかと思っているヒントが含まれていたと思います。ありがとうございました。また保育がんばります!
自閉症スペクトラムについての支援が深まりました。親に対してと子どもに対して、それぞれに必要であること。
【幼稚園教諭】
自閉症スペクトラムの子どもについて基本的な知識を改めて理解することができた。また、実際の自閉症の子どもさんの様子、それに関わる周りの大人の配慮なども知ることができて良かった。
資料もわかりやすく、話も具体的な例などまじえていたので、よくわかりました。
事例をあげて、具体的な援助の例を知れるとよかった。
発達障がいをどう捉えるか、どのように考えていくべきか、そのきっかけになったと思う。これからは、より具体的な目の前の子ども達にどう対応していくか、自分のなかでストーリーを作っていかなければいけないと思った。
非常に分かりやすく、現場の子ども達とリンクすることも多かったです。ぜひ、今後も継続して頂き、より詳しい学びをしたいと考えます。
【教師】
早期の気づき、早期療育の重要さがよくわかりました。
基礎的なADHD・自閉症の特徴から支援の仕方、専門機関の連携について詳しく講義していただき、有意義でした。各機関の連携の必要性を感じました。
大変勉強になりました!分かりやすく、具体例もあり、本当に助かりました。
たいへん興味深く、かぶりつきで聞きました。基礎障害をもっと悪くしている第四の発達障害を疑ってみる、というあたり、保育園の方々があまり知らないということに驚きました。よい機会だったと思います。
【介助員】
参考になるお話があり、今後に役立てられるので、ありがたく思いました。
【学生】
ナマのお話を沢山聞けて良かったです。
【療育関係者】
情報処理システムのモデルはとても分かりやすかったです。新潟市の健診や相談センターやはまぐみへの経緯の状況など、具体的な現状も分かって良かったです。
4.現在の早期の気付き・早期療育の体制について、ご意見等ございましたらお聞かせ下さい。
【保健師】
早期に気づいても、その後の療育体制が不十分であれば、保護者に不安や混乱を与えることになる。小児を対象とした専門機関や専門スタッフが県内にもっと充足されるとよい。
本日の参加者のとおり、療育体制はその子をとりまく関係者が協力していくことが大切であると思います。
5歳児健診の必要性については「あると良いな」とは思っていましたが、行政への働きとしても始まっていることを知り、心強く感じました。
健診に従事していますが、保健師側の感じる児の気になるところと、保護者の感じ方のズレがあり、問題を共有しにくいと思うことがあります。当事者のみでなく、社会全体で発達のことを知るのが必要だと感じます。
5歳児健診(導入されたとして)の後、小・中・高とつなげていけるとよいと思います。特に高等学校は他学校と比べつながりにくいと思われる。
早期診断をすすめている為ではないことが理解できて良かったと思います。早期に見立てていく為にも、私たちはもっと学んでいかなければと強く感じます。
支援側は気付いていても保護者が気付いていない、もしくは分かっているが拒否している場合の関わりに悩みます。事実は伝えていくようにしていますが、伝え方やタイミングなど、常に悩みます。
【保育士】
もっと親トレが進むといいと思いました。教師・保育士トレが進むといいと思いました。
はまぐみはとっても予約がとりにくい(3ヶ月もかかります)です。診察を受けに何かやっていこうにもやはり小児科医の適格な診察と見通しが必要であり、普通の保育士としてできることは悩みです。はまぐみさんをとても頼りにしていますので、よき指導をお願いしたいです。
早期の体制は必要と思います。ですが、親御さんの理解(受け入れ)は難しい時があり、悩んでいます。
園中心での5歳児での健診を、と思います。
早期に気づき、早期の支援体制が確立すると、現場でも心強い。日々悩みながら保育していることも多いので。
早く気付き療育を始めることが出来れば本人にとっても良いと思う。保護者が理解・納得出来ていればだが…。受け入れられない or 受け入れるまで時間の必要な方もいらっしゃると思うので。
自分自身が体制が完全に分かっていないと思うので、今後も情報や機会をみて勉強したいです。
早期の気付きはその子がよりよい生活を送っていくためには本当に大切なことだと思いました。しかし、その一方で保護者への伝え方や関わり方は難しく、どうすればいいのだろうと迷うこともあります。保護者の方の理解も深まってくれれば、お互いに連携を取り、子どもが過ごしやすい場になるのかなと思います。
保育園施設内での話し合いから、保健師などの連携の大切さ、専門機関へつなげていくことの必要性を感じます。保護者に伝えていく難しさも感じています。5歳児健診を実現させたいです。
保育園では就学前のサポートセンターについてチラシ配布は行いますが、まだ発達障がいについて保護者への情報がまだまだ少なく、これからもっとみなさんに知ってもらうことが、発達障がいのお子さんを持つ保護者の方とも早期の気付きについて話を進めやすくなるんだな…と認識しました。さっそく情報を提供していきたいと思います。
保護者の伝え方の難しさを日々感じています。
自閉症は病気ではない。治すのではなく、周りが配慮してやることが重要。との話に共感しました。保育園として、更に取り組みを進めたいと思います。
早期に気付いても保護者へ伝えることの難しさを感じています。
現場だと、周りの子とは違うと感じることは多い。しかし、それを保護者にそういった状況だということを伝えることが難しいと感じる。早期の気付き→それを保護者に伝える。そして早期療育につなげていくことができる体制が難しいかなぁ…と。
保育士ばかりではなく、やはり親が大人トレーニングしなくてはいけないと再確認した。子どものために。
【幼稚園教諭】
5歳児発達相談が実現できることを望みます。
早期発見・療育は大切だと思います。が、親御さんへの伝え方が難しくうまくいかないことが多いので、保育者の支援もそうですが保護者向けのセミナーのようなものがもっとあっても良いと思います。
3歳時健診でもう少し深いところまで診てもらいたい。
現状では園において心配があると思われる子どもがいても、親御さんのほうで認めることを拒むところがあり、受診を勧めることは困難です。園で出来る最善を尽くし、信頼関係の構築に努めています。
【教師】
小学校に入ってから、発達障がいに気づく場合もあり、指導が難しいことがあります。5歳児の療育相談等の体制がしっかり整うといいなぁと思います。
先日知人と話をした時に、新津市ではADHD等発達障害児の発見・診断が早期に行われ、早い段階で支援がなされている。薬の服用が効果的に行われ、小学校段階での問題行動がかなり抑えられていると聞いた。本日の講演にあったように早期発見、早期支援を全県的に実施されることを希望する。現実問題として小学校低学年段階で多動等の問題行動に悩まされている学級が多い。対応に苦慮している。
1歳半・3歳健診の次に5歳児健診は必要だと思います。より早期に見つけ、支援を早めにしていくことが、子ども・保護者を救うことになると思います。小学校入学してからでは、子どもも負担が大きくなります。
大人になってからの改善の難しさを日々感じています。ぜひ早期療育を!!
妊婦健診の時に、愛着障害のあたりをくわしく具体的に説明するシステムがあるとよいと強く願っています。小学校の特別支援学級がODD(反抗挑戦性障害)でどうしようもなくなった子ども達の後始末的な教育にアップアップしていますから。
【学生】
話を聞いていると今は散々しているという感じでした。システム化には時間がかかるのでしょうか?
【療育関係者】
早期にまわりが気付き、早期に体制を整えることはやはり重要ですが、現実問題早期に気付いた子経ちに対して、誰が・いつ・どうフォローしていくのか、診断はどうするのか、などは難しいと感じています。子どもを理解するための診断がレッテルにならないよう、親や関係機関の深い理解が大切であると思います。
5.その他、気付いたことがございましたらご自由にお書きください。
非常に exciting な時間でした。多くの clinical での悩みは今後のためになりました。ありがとうございました。
二次障害を防ぐために、早期の支援の大切さを感じています。就学前に保護者が気づくようなシステムが子どもの成長を大きく左右するのではないかと感じています。気づかずにいた場合の(叱責で養育された)子ども達の悲劇を出さないことの重要性を教えていただきました。
毎回大変参考になる研修会を設定していただきまして、心より感謝申し上げます。(陰ながら応援しています!)
「無視」に対してですが、親も物を壊されるなど、行動が大きすぎるため、しかもエネルギーもつきてしまっているため、結局わがまま要求に応えてしまっています。(逆に強化してしまっている)学校ではコントロールできるのですが…。親のサポートは難しいです。
子ども達の長期にわたる支援が行われるといいなと常々思っております。本日も先生から「コンタクトパーソン」というお話もありましたが、現在は園から小学校、小学校から中学校…と環境が変わるたびに支援が途切れてしまっている様に感じています。生涯的に継続して子どもを支援していけるシステムが早く確立されるとよいですね。
担任をしている子どもとのやりとりのなかで日々相反する行動をとられ、どう対応したらいいものか迷っていましたが「反応しずぎない」という1つの基準が明確になりました。明日からまた向き合っていこうと思います。
時々セミナーに参加させてもらっています。
生の現場の先生達のお話をもっともっと聞きたいので、これからもこのようなセミナーにいっぱい出たいです。
ぜひ5歳児健診の必要性を訴えて下さい。保育園では何とか生活できても学校となると学習ということで周りに迷惑になるという子もいます。保護者は少々乱暴でも言葉が悪くても悩まずにいる方もいます。園での状態を話しても…本当に難しいです。
保育現場としては大変難しい現状です。とまどいもありますが、またこのような会に参加でき、勉強できたらと思います。親(保護者)と歩むという点で保護者視点での話も聞いてみたいです。
次回は駐車場がある会場でやってもらえると助かります。時間は丁度良かったです。
保護者への伝え方が難しいと感じています。
今日のタイムスケジュールはHPにのっていたでしょうか?13:30〜と思っていたので、講演がもう始まっていてしまい、先生にも申し訳ありませんでした。
保護者の方との連携の仕方が、どのように伝えたら良いか悩むことが多々あるので、そのようなことについても知りたいです。子どもへの対応について、とても勉強になりました。ありがとうございました。
今度は思春期の自閉症スペクトラム児の心や過ごし方や、未来への道すじの捉え方などをお聞きしたいと思います。娘がたぶん自閉症スペクトラムですが、落ち込んだり復活したり…イラストレーターを目指しています。小学校の時、担任に褒めて育てなさいと言われ今日まできました。今後の指標にと…。
最後の理事長さんの言葉が大切に思えました。ありがとうございます。
少々寒かったと思います。
とてもためになりました。ありがとうございました。
有意義でした。ありがとうございました。
話を聞くだけではなく、話し合える時間を。たとえば園での子どもの問題で、どのように保育のなかに取り入れてやっているか。保育者の生の声で知りたいと思います。
はまぐみの見学は可能でしょうか。具体的な支援の様子が知りたいです。