- 日時
- 2009年11月14日(土)
- 会場
- 新潟市総合福祉会館 大集会室
- 講師・トレーナー
- 小川 浩 氏
- ジョブコーチネットワーク代表/大妻女子大学教授
- 志賀 利一 氏
- (福)電機神奈川福祉センター常務理事
- 田中 陽子 氏
- (株)ディー・エヌ・エーヒューマンリソース部人事部長
- 酒井 大介 氏
- (福)加島友愛会 かしま障害者センター副館長
- 松尾 江奈 氏
- (福)横浜やまびこの里 ワークアシストやまびこ支援員
- 宮島 裕司 氏
- (福)更生慈仁会 麦っ子ワークス主任
- 参加申込者数
- 132名(当日欠席者11名)
- アンケート回収数
- 62枚(回収率 51%)
1.所属についてお尋ねします。
- 企業関係者…4人
- 労働行政関係機関…3人
- 福祉行政関係機関…1人
- 福祉サービス支援機関…10人
- 就労サービス(新体系)…13人
- 就業・生活支援事業 …8人
- 相談支援機関…1人
- 教育関係機関…5人
- 医療関係機関…2人
- 家族…12人
- その他…3人
2.本日のセミナーの満足度をお尋ねします。
【午前の部】
所属 |
非常に満足している |
満足している |
やや不満である |
企業関係者 |
1人 |
2人 |
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労働行政関係機関 |
1人 |
2人 |
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福祉行政関係機関 |
1人 |
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福祉サービス支援機関 |
2人 |
6人 |
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就労サービス(新体系) |
7人 |
6人 |
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就業・生活支援事業 |
3人 |
5人 |
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相談支援機関 |
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1人 |
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教育関係機関 |
3人 |
2人 |
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医療関係機関 |
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2人 |
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家族 |
4人 |
8人 |
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その他 |
1人 |
2人 |
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【午後の部】
所属 |
非常に満足している |
満足している |
やや不満である |
企業関係者 |
|
2人 |
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労働行政関係機関 |
1人 |
1人 |
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福祉行政関係機関 |
|
1人 |
|
福祉サービス支援機関 |
2人 |
8人 |
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就労サービス(新体系) |
7人 |
4人 |
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就業・生活支援事業 |
5人 |
3人 |
|
相談支援機関 |
|
1人 |
|
教育関係機関 |
3人 |
2人 |
|
医療関係機関 |
1人 |
1人 |
|
家族 |
5人 |
6人 |
1人 |
その他 |
1人 |
2人 |
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3.今回のセミナーで印象に残ったことをご記入ください。
【企業関係者】
- もっとどんな障害者がどんな業務に就労しているのか、興味をもっていた。
【労働行政関係機関】
- ジョブコーチの機能や役割を再認識できて良かった。
- 企業の立場で障害者雇用に関わって来ましたが、こんなに障害者を支援していくネットワークがあるとは知りませんでした。とても勉強になりました。
- 小川先生の「ジョブコーチとは」の最後、1号の実態や問題点、これからの〜(私案)がとても参考になりました。
【福祉行政関係機関】
- 一番最初に講義をされた小川先生の就労施設のネットワークの話をサッカーに例えて説明されていましたが、非常に分かりやすく、私もたとえ話として使わせていただきたいです。
【福祉サービス支援機関】
- 一つ一つの講義が実践的で良かったと思います。
- ジョブコーチのイメージが変わりました。(単に仕事を教えるだけではないということ)
- DeNA田中さんの講義が良かった。企業努力と一般理解、話の流れ、ポイントが掴みやすかった。やはり現場の声は参考になりました。
- 職場を自ら体験したうえで職場のアセスメントを行っていかなければならない点、必要性を強く感じていても人的配置・時間に大きな制限があり、現実としてできない歯がゆさ・くやしさを強く感じました。
- 障害者の方達のアンケート結果にあった、一つの職場への定着率が印象的でした。職場のマッチングの重要性・責任を感じる一瞬でした。
- 自分の立場や役割等を明確にすることが出来ました。
【就労サービス(新体系)】
- 「職場での集中支援」は具体的な内容が多くわかりやすかった。
- 1.就労移行支援事業を行うにあたって、他機関との連携の必要性。2.ナチュラルサポートの重要性…どうしても自分自身見落としがちになってしまう。3.ジョブコーチとは…ジョブの支援のみにおちいりがちである。自分もそうなってしまっていた気がします。改めて再度初心に戻ろうと思いました。4.ジョブマッチング…ここで利用者さんが働き続けられるかどうか、ジョブ支援の技量の50%!
- 企業側に立っての支援が必要。福祉を押しつけない。今まで利用者の方々の主張に主を置きすぎた気がします。理解のある企業があることの再認識。ジョブコーチが企業へまず実習することを初めて知った。
- 小川先生のセミナーがとてもわかりやすく、"まさしく"でした。もっとたくさんの話が聞きたかったです。
- ポジションで何をすればいいのか確認出来て良かった。基本的なアセスメントをきちんとやって就労支援をおこなっていきたい。働く人の夢の実現に抜けて頑張りたいと感じた。
- 日頃の仕事を振り返ってみての反省点を気付くことができた。アセスメント・フォローアップなど。
- 就労移行・事業が増え続けていることが良いことかどうか…?(小川さん)
- ジョブコーチという仕事が、どんなものなのかイメージでき、今までの考えを改めることができた。
- マッチングまでの大切さ。
- 1.小川氏のサッカーに例えての話がとても分かりやすく印象に残りました。2.田中氏は障がいを持っている人についてストレート(率直)に話してくださったのが印象に残りました。3.午後は各プロセスを分かりやすく説明していただき、良かったです。
【就業・生活支援事業】
- 企業との関係作りの難しさと大切さを改めて考えさせられました。
- 職場における集中支援の講義が心に残りました。現在、施設利用者が実習を行っており、巡回に行くのですが、JC的な役割がきちんととれているのかな?と思いました。
- 支援の順を追っての講座だったため、分かりやすく、ためになりました。講師・トレーナーの話がとても分かりやすかった。
- 現在、就業・生活支援センターのワーカーとして勤務しておりますが、実際企業とご本人さん双方の支援も多々あり、日々迷いながら支援をさせていただいています。今回のセミナーを受講させていただき、JCの支援方法の必要性を感じました。これからの支援にいかしていくため、機会があれば養成研修を受けてみたいと感じました。
- 大変分かりやすかった。
- JCは仕事を教えるだけではない。
- アセスメント〜フォローアップまでの講義が為になりました。
【相談支援機関】
- アセスメントからマッチングまでの支援が大切なこと。定期的なフォローアップで働き続けることができるということ。ジョブコーチが職場の実習を行ってマニュアル作りをすること。従業員のナチュラルサポートを増やすこと。これらが大切だと感じました。
【教育関係機関】
- ナチュラルサポートが特に重要であることがよく分かりました。そして、そのことは当然だと思いました。障害や個性の強い人とうまくチームワークをとって仕事をすることはすべての人にとっての当然の課題だと思いました。でもまぁ、社会全体が少しずつそのように変わってきているようにも思います。(少しずつだけれど)
- 丁寧に一人一人に添った支援はどこの場面でも一緒ですね。学校関係者ですが、学校だけで適応する支援から、就労後も考えた支援を考えていくべきだと思いました。
- 小川先生のお話にあった"ナチュラルサポート"の重要性です。松尾江奈先生の話が全般とてもわかりやすいお話でした。障害のある方に分かりやすい支援をする方は誰にとってもわかりやすく説明ができるのではないかと強く印象に残りました。
- 障害者の就労を実現させるシステムがまだ確立したわけではなく、やっと問題点に手がつき始めたばかりという現状がわかった。早急な解決が望まれる。障害の幅も広いのであり、就労につなげていくジョブコーチの考え方の幅ももっと広げてゆかないと対応出来ないのではないか。
- 職場における集中支援、とてもためになりました。自分の仕事に生かせていきたいと思います。ありがとうございました。
【医療関係機関】
- 就労支援は企業側にも支援していくことの大切さを知ることができ、大変勉強になりました。また、当事者本人(就労されている方)の感じていることを知ることができたのは、とても貴重なことでした。
- システム作り。マニュアル化作り。
【家族】
- 「ナチュラルサポートの大切さ」「職場はいきもの」「人は環境によってかわる」という言葉が印象に残った。システマティック・インストラクションの4つの指示の部分で、自分の子どもはどんなやり方が合っているだろうか…と考えながら聞いた。
- ジョブコーチの全体像がよくわかりました。障害のある方本人のアセスメントや企業のアセスメントが大事。実際に就労支援の前にしっかりアセスメントが必要と学びました。
- アセスメントの必要性と重要性。
- 県内にもっと枠の無いように、上・中・下越で利用できる所が作れると良いので、地域人の広げ方がとても参考になりました。
- 障がい者の仕事がトイレ掃除であったり、裏方だったり、汚い、普通の人が好まないようなものばかりが例に挙がっていたのが気になる。もっと社会の表舞台で活躍している例は出せないのか?
- 事例や図や表などで分かりやすく説明していただきました。
- アセスメント・目標・着地点を明らかにすることが重要。
- 小川さんの講演でジョブコーチのことがわかり、驚いた。松尾さんの集中支援のお話、関わり方など参考になった。田中さんの企業側のお話を聞いて、子どもの就労に希望が持てた。
【その他】
4.その他、感想やご意見がございましたら自由にご記入ください。
- 会場が狭いように思いました。空気が悪いと感じました。内容はとても様々な話を聞くことができ、大変満足しています。ありがとうございました。
- 県内でこのような貴重な研修をさせていただき、ありがとうございました。スタッフのみなさまのネットワークで運営していただいたことも良かったと思います。おつかれさまでした。
- 今回、実践講座の申し込みしたが、かなわなかった。またこのような機会を作って頂きたいと思います。
- とても良いセミナーでありがとうございました。
- 午後の4コマは長い。2〜3コマで中身を充実できないのか?
- あきらめない、視点を変えることが大切。あついお話、ありがとうございます。
- 暖房が効きすぎている。逆さバイバイ君の物販をやって欲しかった。
- ジョブコーチ役割そのものを理解させて頂いたが、例えば当社(ビル管理・清掃サービス業)が受け入れた場合、自社で採用するが、現場はユーザー(お客様)先のため、少し気を使う。そんな対象となる障害者がいるのだろうか。同僚との足手まといにならないか…が心配。(効率と事故)
- ジョブコーチは障害者支援施設等、企業の外からくるのではなく、最終的には企業の中に組み込まれるべき。そのためにはサラリーマンである企業の1社員に外部から支援してもらうことも必要。
- 第2号職場適応援助者についても講演して下さったらありがたかったです。
- 小学校の教師なので、まだ子ども達に就職の話は早いかもしれない。しかし、日常生活をきちんとすること、まわりの人と上手に関わる、あいさつやマナーを守ることが一番大切だという話をしたいと思った。
- 照明が切れてチラチラしていたので、自閉傾向の方は気になります。
- 数年前より興味があったのですが、東京での開催が主でなかなかチャンスがなく、今日に至っていました。こうして新潟で開催していただき、参加できて本当に感謝しています。私は特別支援学校の教員で、私たちが支援する子たちの将来の姿、将来関わってくださる職業の方という視点でジョブコーチの職務に興味感心をもちました。子どもたちの幸せな将来のための勉強になりました。ありがとうございました。今後とも教育機関にもぜひ案内をよろしくお願い致します。
- さまざまな障害を持った人を、どの機関につなげて就労支援していくか、なかなか判断がつきにくく、また実際に受け入れてもらえない(引きこもりになっているのが現実である)、特に発達障害の就労支援についてサポートが必要と切に思う。
- ジョブコーチの仕事の流れ、必要性を実感しました。有意義な研修でした。
- 今回は山形県からの参加でしたが、山形でも同じようなセミナーが開催されればと思いました。
- 就労支援について考えが深まりました。
- 実際支援する者として陥りがちな支援になっていたものを今回のセミナーに参加し、改めて気付かせていただいた気がします。
- 企業さんにディーエヌエーさんの話をもっと聞いて欲しい。今後の就労支援に向けて知識がもらえてよかった。
- 新潟のネットワークも少しずつ動いてきているように思えますが、まだまだそれぞれの機能役割が果たされていないことを強く感じます。小川先生が話されたような、うまくサッカーゲームが進められるような新潟になっていくよう、希望します。
- これからの活動に生かしていきたい。ありがとうございました。
- スキルアップに非常に役立つと感じた。エネルギーをもらいました。
- サッカーでの事例、とても良く理解できました。
- どの講師の方も分かりやすく、関係機関との関係づくりが大切であると改めて感じた。
- 何も知らない私でも大変分かりやすいセミナーでした。就労支援に関して、また一つ学ぶことができました。ありがとうございました。
- 企業を見つけることが大変
- ICレコーダー等、録音を可としてもらいたい。後々職場等で勉強する為です。よろしくお願いします。
- 新潟での活動状況などを詳細に教えて欲しかった。実際利用した障がい者の声も聴いてみたい。
- とてもわかりやすく、理解しやすかったです。ありがとうございました。
- 一つ一つ詳しく説明して頂き、とても分かりやすかったです。自分自身についてもたくさん考えさせられたと思います。(足りない部分等)
- 資料にないパワーポイントのコマが出た時に、字が小さくて見にくい、見えないことがあった。できれば説明文やスライドと資料のコマ・内容が同じ方がありがたい。
- 小川先生のお話は本当に分かりやすく、今後も機会があれば参加したいです。
- 少し早口でかみしめて聞くことができず、残念だった。
- 今後もセミナーを開催して欲しいです。