[事業計画の方針]
今年度は、2つの新規事業をスタートする。
一つは、地域活動支援センターⅢ型「エール」の開設。
もう一つは、30年度より指定障害福祉サービスに新たに加わる「就労定着支援」をワーキングサポートセンタースタンバイにおいて実施する。
近年来、発達障害者の増加が続く中、新潟市においては平成27年度以降、就労移行支援事業所を利用される方々が全体的に減少傾向にある。
一般企業就職のために就労移行支援を利用するには未だ準備が整っていない若者と、既に障害者雇用枠での就労経験を持つものの離職後に賃金を得られない理由から就労移行支援サービスを選択しづらい若者たちという「二極化」も進んでいる。
自閉症をはじめとする発達障害に特化した事業を運営する当法人としては、2年間の期間内で企業就労までを整えていく職業教育と訓練を付与するスタンバイ(就労移行支援)の他に、就労のための準備課題を多く持っている方たちに、もう一つの選択肢としてエールを用意することで、より広い層に分散している発達障害のある若者たちの自立のための生活支援と就労支援サービスを進めていく。
また、既にスタンバイを経て就職された方々(OB)が情報交換や集いの場としても、エールを利用いただき、就労定着支援サービスの隙間を埋めていくこととする。
ツイノスミカ準備委員会は今年度を最終年度として、これから当法人が取り組むべき住居(暮らし)について、より具体的な建設計画の段階に歩を進めることとする。
また、自閉症啓発のための広報である「オーティズム通信」は年1回の発行とし、Webサイト(ブログ更新)を通じた情報発信の充実をすすめることや法人のパンフレットの充実を図り、法人の事業活動内容の広報活動も併せて進めていく。
児童発達支援事業所(ディベロップ)は、次年度の事業再開をめざして人的資源の確保に尽力するとともに、自閉症児の幼児期における支援サービス提供スタイルについても検討を重ねる。
事業所名 | ワーキングサポートセンタースタンバイ | 事業種類 | 日中活動支援 |
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サービス種類 | 就労移行支援(発達障害) | 定員 | 20名 |
新規 就労定着支援(発達障害) | 定員 | — | |
所在地 | 〒950-0922 新潟市中央区山二ツ3-11-12 | ||
連絡先 | 電話025-250-7365 FAX025-250-7360 | ||
重点目標 |
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平成30年度 スタンバイ・カリキュラム | |||
カリキュラム名 | 内容 | ||
LST(ライフスキルトレーニング) | 自立生活に必要な知識の習得 | ||
PDCA(振り返り) | 訓練の振り返りと次週の目標設定 | ||
LSTⅡ | 自立生活に必要な技能の実践(衣食住) | ||
OW(オフィスワーク) | 事務作業及び補助業務の技術習得 | ||
PC(パソコン) | データ入力・管理等 | ||
BY(バックヤード) | 物流業務の基礎 | ||
VT(ビジュアル・トレーニング) | 視覚・視野(眼球)訓練 | ||
PF(フィジカルフィットネス) | ウォーキング、水泳、ストレッチ、踏み台昇降 | ||
プチ・ファクトリー | 立ち仕事・流れ作業トレーニング | ||
料理/裁縫 | 日常の生活における基本スキル | ||
LC(ライト・クリーニング) | 清掃技能の習得 | ||
AC(アグリ・カルチャー) | 畑作業・野菜作り | ||
LW(ライト・ワーク) | 郵便仕分け、メーター分解 | ||
PW(プラティカル・ワーク) | 木工作業、洗車、植木の剪定等 | ||
[4月]マリンピア、食育花育 [5月]映画鑑賞会、登山 [6月]OB交流会 [7月]水上バス、カラオケ大会 [8月]新潟市美術館、プラネタリウム [9月]上期誕生会、バーベキュー大会 [10月]スポーツ大会 [11月]映画鑑賞会 [12月]OB交流会、忘年会 [1月]初詣 [2月]節分 [3月]下期誕生会、温泉旅行
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事業所名 | エール | 事業種類 | 地域生活支援事業 |
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サービス種類 | 地域活動支援センターⅢ型 | 定員 | 10名 |
所在地 | 〒950-0922 新潟市中央区山二ツ3-11-19 | ||
連絡先 | 電話・FAX 025-282-7735 | ||
運営方針 |
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目標数 |
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なし