- 日時
- 2009年2月14日(土)
- 会場
- 新潟県立生涯学習推進センター ホール
- 講師
- 中川 一之先生 (新潟市教育委員会学校支援課 副参事)
久住 和彦先生 (新潟大学教育学部附属特別支援学校中学部 教諭)
廣川 豊士先生 (新潟大学教育学部附属特別支援学校中学部 教諭)
- コーディネーター
- 久保田 健先生 (新潟県立高等養護学校教諭)
- 参加者
- 69名
- アンケート回収数
- 45枚
1.所属についてお尋ねします。
- 教師…17人
(特別支援学校…6人)
(特別支援学級…8人)
- 保護者…23人
- 療育関係者…1人
- 学生…1人
- その他…3人
(行政職員…1人)
2.本セミナーの情報をどこでお知りになりましたか。
- チラシ・ポスター…35人
(会報案内で…1人)
(学校から…6人)
(市教委より案内…1人)
- HP…1人
- 知人に紹介されて…4人
- その他…5人
(案内のハガキ…4人)
(新聞…1人)
本日のセミナーのご感想、ご意見などをお願いします。
【特別支援学校教師】
- 大変ためになりました。先週は社会人になった発達障害御自身の方からの就労の話、TEACCHプログラムを実践されている松永先生のお話を伺いました。保護者の方はまだ若いのだと思います。学校を卒業したあとの(学校がゴールではなく、そこからが社会のスタートだと感じております)社会での支援者作りの実際を聞く場面をもっと作られるとよいと思います。
- 実践発表を聞き、先生方の努力のすばらしさを感じました。現在、高等部を担当しております。もっとやれることがあるように思いました。学校に持ち帰り、今後に生かしていきたいと思います。
- 大変参考になりました。"仕事"に対するイメージを持つことは生徒にとってとても難しいことで、高等部の3年でそれらをもって自分に合った職業・進路を見つけていくことは大変です。キャリア教育が重視される世の中、養護学校の児童生徒に合ったものって…と模索しているところなので、今日の附属の先生方の取り組みの発表はとても参考になりました。感謝しています。附属はこれからもいろいろな視点からの取り組みを我々一般の養護学校に教えてくださると嬉しいです。
- 今まで働くことについての価値意識を持たせるような作業学習をしてこなかったことを深く反省しました。これから意識して行うようにしようと思う。
- とても貴重なお話でした。聞いて知っているだけで終わらず、実践します。ありがとうございました。
- ものづくり以外の部分の重要性を強く感じました。「社会とのかかわりの中で多くのことを学べる」ということを、どの段階(小・中・高)でも意識してやっていきたい。
【特別支援学級教師】
- 附属の先生方の実践はとてもすばらしく、参考になりました。中学生段階から就労について考えていくことの大切さは常に感じていますので、何から取りかかればいいか、今日のお話を参考に考えていきたいと思います。
- 早期からの作業学習の取り組みが必要なのだと分かった。小学校の高学年ではどの程度、児童に認識させていけばいいのかなと感じた。
- 大変参考になりました。附属さんならではの実践、少人数(1人 or 2人)の学級ではどう工夫するかなぁ…?と考えながら拝聴しました。中学校のキャリア教育の中に組み込めると思えるところもあるので、とても参考になりました。特別支援学級在籍生徒2人も実習に出るので、事前の学習・準備をしっかりとして挑みたいと思っています。ボランティアが使えるかも…。とてもいい情報をありがとうございます。
- 中学校段階での就労支援については、今年一年中学校で特別支援に携わってみて、とても大切な視点であると感じています。
- 大変有意義な学習会でした。中川先生のお話、最近の事情がわかり、ありがたかったです。第2部の話はどちらかと言えば最先端の実践で、多くの現場ではまだまだ届かない理想の教育実践と思いましたが、少しずつ特別支援教育や児童への理解が今よりもっと広がり、彼らが笑顔で様々な所で働ける時代が来ることを願って、前向きに、そして行動していける教員でいたいと考えさせられました。
- 大変参考になりました。
- すばらしい実践に感動しました。作業学習の大切さがよく理解できました。市の特別支援教育の現状と課題もよく理解できました。
【教師】
- とてもわかりやすく、すぐに実践できる内容だった。たくさんのことが聞けて実り多かった。
- 具体的な事例を聞くことができたことが良かった。
【療育関係者】
- 新潟市の特別支援教育の新しい情報を聞くことができて良かったです。
【保護者】
- とても参考になるセミナーでした。意欲・責任感をもつ、まわりの人と関わりを持つということがまだまだ難しい我が子ですが、家庭で少しずつでも何が出来るのか考えていきたいと思いました。
- 理解に欠けるところがあっても、やはり小さい時からきちんとしつけをするべきとの思いでやってきましたが、生きるために必要な働く意欲も同様、早すぎることはないのだと安心しました。
- 今、中央区でぷれジョブの話を詰めているところなのですが、たいへん参考になるお話でした。勉強になりました。ありがとうございました。
- 今年、中学での作業学習が始まるにあたり、何かヒントがあるかと思い参加させて頂きました。今まではただ、物を作れるのかという事しか考えられませんでしたが、作業するにあたり「働く喜び・達成感」がなければ作れない事に気付かされました。そのためにはやはり社会、周りの人・企業との関係を構築していく必要があるんだなぁと感じました。
- 小5の母です。今ちょうど中学校のこと、その先のことに悩んでいたので、とても参考になりました。「ぷれジョブ」にも興味があったので、これからそのことも考えていきたいと思いました。コーディネーター久保田先生が深いところまで質問してくださり、なかなか聞けないところまで聞けたので、とても中味の濃いものだったと思います。
- 就労について考える良い機会になりました。クリップボードのエピソード、感動しました。
- 春から中学生で就労についてはまだ先のことと思っていましたが、家庭でもお手伝いをさせたり、出来ることを少しずつながら就労に結びつくことをしていきたいと思いました。
- 若さあふれる2人の先生は感じがよい。我が子も附属中学校で勉強させてみたい。
- 中川先生のお話は本日のテーマからずれており、また先生自身の演題も押さえられていないのが残念。附属学校の先生方の実践、大変興味深かったです。また保護者としてでもヒントになることが多くありました。
- 中学生の作業学習について期待するところがあります。まだ早いということはないと思います。地域に働きかけて、たくさん体験できるといいなと思いました。保護者としても色々出来ることをやっていきたいと思います。
- 今日は参加してとても良かったと思えるセミナーでした。社会がよくなることを信じて、私も私なりに活動していきたいと思います。大変ありがとうございました。
- 就労はこれから子どもが成長し、生きていく上でとても重要なことと思います。もっともっと中学校(支援学級)で行ってもらいたいです。ぷれジョブ活動が始まったばかりですが、これから協力していこうと思いました。社会参加していきたいと思いました。
- 久保田先生・中川先生・久住先生・廣川先生、ありがとうございました。とてもうらやましい環境の中で職業体験を積み重ねている事例を紹介され、うれしくなりました。
- 作業学習の重要性と地域作業所さんとの連携の難しさを知りました。学校だけではなく、家庭で出来ること体験できるように工夫したいです。
- 春から中学に進学する子どもの親です。まだ早い!と思わないで仕事に対して興味を持ち、夢を持つようになってもらうようにしていくのが大事なんですね。ただ家での対応も、もう一度見直していかないといけないと反省です。
- 大変ためになりました。普段から考えていたことに少し自信が持てました。ありがとうございました。
- とてもためになる話でしたが、時間を押してくると早口になられるので、メモがとりたくてもなかなかとれなかったです。自閉症の人たちも作業を楽しくする、意欲的になれば様々な物を作ることも可能なのだなと思いました。
- 中学校で作業学習を行っていることを初めて知りました。作業療法士や企業・保護者などのたくさんの外部の方が関わり成り立つのですね。まだまだ早いと思わずに中学の頃からなるべく早く作業を通じて、就職について意識していきたいと思いました。
- 中学部からの細かい支援をとてもうらやましく思いました。母親自身も意識の反省をさせられる会でした。
- 実際学校での授業内容をスライドでわかりやすく説明していただいて良かったです。地域の人たちが本当に協力的でびっくり!!こんな感じで作業学習していただくと障害をもった子でも就労していけると実感できました。ありがとうございました。
【学生】
- 自閉症とはどういうものなのか、最近になって学校で勉強する機会があり、参加してみました。参加者の皆さんも講師の方も非常に熱心に取り組んでおられ、何も知らない私には少しレベルが高く、気後れしてしまいました。
【その他】
- 学校における先進的な取り組みを聴け、大変勉強になった。生徒のモチベーションをいかに維持していくのか。また、特に就労後の定着を図るためのヒントを得られたように思われる。
- 大変有意義な内容でした。ただ、いわゆる地域の市民の支援が必要と常に云われている中で、もっと具体的にどういう場面でどのように支援をすべきか、いつもスキッと理解認識が出来ていません。残念。
- ぷれジョブが現実的になりそうで、うれしいです。
4.今後、聴いてみたい講師の方のお名前や内容などございましたらお書きください。
- 病院などに自閉症などの障害を持つお子様を連れて来られる際、親御さんからのご希望や気になることとかありましたら教えて頂きたいです。(歯科衛生士として将来働く予定ですが、知的障害をお持ちの方への対応を理解している医師・歯科医師はとても少なく、使われる身の私としても心苦しいばかりなので…)
- 附属特別支援学校小学部の取り組みと幼保との移行・連携
- 1.障がい者を雇用している一般企業の方からの講演(どんな力をつけておくとよいのか、また現状、ジョブコーチetc…) 2.高等養護学校の実践
- 附属特別支援学校 能登先生
- OTの方
- 中島先生
- 稲月まどか先生
- 杉山登志郎先生
- 思春期や成人期についての自閉症児のことを詳しく聞いてみたい。
5.その他、気付いたことがございましたらご自由にお書きください。
- 新潟県内に、高等部より上の高等教育を設置させていこうという動きがあるのかどうか、知りたい。
- 平日の研修会議はなかなか出られませんが、土曜日の午後なら生徒を残してくることもないので、気がねなく参加できます。ありがとうございました。内容が充実していて、バレンタイン・プレゼントをもらったような気持ちです。とっても勉強になりました。来てよかったです。
- 就労に向けての中学部段階の取り組み、大変興味深く聞かせてもらいました。今後実際に就労されている方の声や、また事業主の方から、各生活ステージでどのようなことを身につけていくことが必要かなど、教えていただきたいです。ありがとうございました。
- このような会が県内各地で開催されるといいなと思います。
- 久保田先生の絶妙な司会ぶりが楽しかったです。実践発表されたお二人もエネルギッシュで、今後の特支を背負っていく若い教師に頼もしさを感じました。
- とても良い実践、すばらしい実践だったのですが、もっと簡単にどこの学校の特別支援学級でもできるような良い就労へのステップの「作業学習」も紹介していただけたら良かったです。
- 同じ教育現場でも小・中学校の取り組みは進んでいることを改めて感じました。高校でも特別支援が必要な学校はたくさんあります。が、まだまだ現状は進んでいません。高校でも早急に取り組んでもらいたいと思います。
- どうもありがとうございました。
- 熱い先生方が様々な子どもたちの為に努力してくださっているのがとてもうれしかったです。今後ともお世話になります。よろしくお願いします。
- 今日はとても勉強になりました。まだ中学生だから、ではなく、早め早めに社会との接点を持たせなければならないと感じました。家庭でも働く喜び・充実感を持たせるようにお手伝いを大いにさせていこうと思います。
- 会場がこじんまりとして見やすく筆記用のテーブルもあり、良かったと思います。
- 久保田先生のコーディネート、すばらしい。大変参考になる学習会でした。
- 大変レベルの高い勉強会でした。ありがとうございました。
- お部屋が寒くて参りました。